ポータブルヘッドホンアンプ KH−01PF



据置きヘッドホンアンプKHシリーズの流れを汲んだポータブル機器向けアンプ。
フロントパネルがフラットになり接続が簡単になりました。

フロント・リア・内部全ての金属部材はアルミ削りだしで、ネジの一つまでこだわります。
金属外装は重いですが外部ノイズを遮断するメリットがあります。




オペアンプとトランジスタバッファと言うオーソドックスな回路構成に強力な電源で入力される信号を
繊細且つパワフルにドライブします。
バッファトランジスタは通常の2SC1815系よりも高出力な物を使用しています。

オペアンプと電源コンデンサは左右独立構成、電源も単四ニッケル水素充電池を+−で独立使用。
0Vレベルの不安定なレールスプリッタは採用しません。




アンプ:40kHz -3dB以上の周波数特性
以上の条件を満たしています。





よくある質問など


Q.なぜリチウムイオン電池じゃないの?
A.小型化出来るメリットより音質等を重視しました。
  充放電回路の追加や単電源(3.7V)を両電源(昇圧)にする必要があり、
  デジタルパルスの発生源をアンプ内部に入れる事になります。

Q.006P等の9V電池じゃだめなの?
A.ダメです。 電圧は稼げますが電池の出力抵抗が高すぎて使い物になりません。
  あとは容量が圧倒的に少ないので使用時間が短くなります。

Q.ゲインは3段階になりませんか?
A.回路的に出来ません。 スイッチも入手性が悪いです。
  ゲインの変更は可能なのでお問い合わせ下さい。

Q.スマホやiPod等の単体で音楽は聴けますよね?
A.はい。 ただ携帯音楽プレーヤーの出力は「音が出る」程度で「質」に関しては良くありません。
  アンプを繋ぐ事によって低音のスピード感や中高域の定位、歪みの少なさを体感出来ます。





 主な仕様

●周波数特性
DC〜800kHz (+0dB、−3dB)
DC〜550kHz (+0dB、−1dB)
DC〜250kHz (+0dB、−0.1dB)

●最大出力
640mW (16Ω) 100mW (120Ω) 20mW (600Ω)
3.2Vp - p  200mA(min. 8Ω)

●歪率
 0.01%(1kHz)以下

●増幅度
1倍(0dB)、4倍(12dB)

●出力抵抗
 0.1Ω以下

●入力抵抗
 10kΩ

●電源
 電源 単四ニッケル水素充電池 4本 (4.4V〜5.5V)
         ※アルカリやマンガン電池は使用出来ません

●電池寿命
17時間以上 (使用環境によって変動します)

●寸法
 幅 75mm 高さ 25mm 奥行き 125mm
 質量 262g(電池除く)

定価 90,000円(税別)