ポータブルヘッドホンアンプ KH−01P
![](Dsc_1104.jpg)
据置きヘッドホンアンプKHシリーズの流れを汲んだポータブル機器向けアンプ。
ポータブルと言え妥協はしません。
フロント・リア・内部全ての金属部材はアルミ削りだしで、ネジの一つまでこだわります。
金属外装は重いですが外部ノイズを遮断するメリットがあります。
オペアンプとトランジスタバッファと言うオーソドックスな回路構成に強力な電源で入力される信号を
繊細且つパワフルにドライブします。
バッファトランジスタは通常の2SC1815系よりも高出力な物を使用しています。
オペアンプと電源コンデンサは左右独立構成、電源も単四ニッケル水素充電池を+−で独立使用。
0Vレベルの不安定なレールスプリッタは採用しません。
アンプ:40kHz -3dB以上の周波数特性
以上の条件を満たしています。 |
よくある質問など
Q.なぜリチウムイオン電池じゃないの?
A.小型化出来るメリットより音質等を重視しました。
充放電回路の追加や単電源(3.7V)を両電源(昇圧)にする必要があり、
デジタルパルスの発生源をアンプ内部に入れる事になります。
Q.006P等の9V電池じゃだめなの?
A.ダメです。 電圧は稼げますが電池の出力抵抗が高すぎて使い物になりません。
あとは容量が圧倒的に少ないので使用時間が短くなります。
Q.端子が奥まってて使いにくいんですが…
A.申し訳無いですが我慢して下さい。 ただ今後改良する可能性はあります。
Q.ゲインは3段階になりませんか?
A.回路的に出来ません。 スイッチも入手性が悪いです。
ゲインの変更は可能なのでお問い合わせ下さい。
Q.スマホやiPod等の単体で音楽は聴けますよね?
A.はい。 ただ携帯音楽プレーヤーの出力は「音が出る」程度で「質」に関しては良くありません。
アンプを繋ぐ事によって低音のスピード感や中高域の定位、歪みの少なさを体感出来ます。
![](Dsc_0734.jpg)
直販モデルは黒と赤があります。
追加料金で好みの色に変更可能ですよ。
注文時のゲイン変更なら無料です。
主な仕様
●周波数特性
DC〜800kHz (+0dB、−3dB)
DC〜250kHz (+0dB、−0.1dB)
●最大出力
3.2Vp−p 200mA
●歪率
0.01%以下
●増幅度
2倍(Lo)
6倍(Hi)
●出力抵抗
0.1Ω以下
●入力抵抗
10kΩ
●電源
単四ニッケル水素充電池 4本 エネループプロ推奨
●使用時間
17時間以上 (使用条件により変動します)
●寸法
幅 75mm 高さ 25mm 奥行き 125mm
質量 255g(電池除く)
定価 90,000円(税別)